25日目~カンボジア・シェムリアップ到着~
nattch blog
AM8時にラオスのパクセーのバス乗り場に到着。
マスクして完全防備してたから、ぐっすり眠れた~~~。
荷物を持ってバスを降りる。ここで次のバスに乗り換え。向こう側に大きいバスと小さいバスが停まってる。
さて、どっちに乗ればいいんだろう、、、。
バスの前に乗務員のおばちゃんが立ってたから、チケット見せて聞いてみる。
「このバスだよ!」っておばちゃんがチケット見て大きい方のバスを指さす。
早速、大きい方のバスに乗り込む。
バスの中は結構空いてたから、2シートを1人で広々使えそう。嬉しい~。
さっき教えてくれたおばちゃんもバスに乗り込んでいざ出発!!
ちなみにラオスもタイも、バスに乗務員のおばちゃんが絶対乗ってる。
ここからまた夜までずっとバスの旅~~~。
窓から景色見ながらボーってすること1時間、、、さっきトイレ行ったばっかりなのにもうトイレいきたい。。。
そわそわしてたら、バスが停留所に着いたらしく、バスが一旦停車。すかさず乗務員のおばちゃんにトイレに行きたいって伝える。
おばちゃんがすぐ近くの民家を指さしながら「あそこの家行きな!」的な事言ってる。
、、、、まじ??!!
バス停近くの民家へ恐る恐る入っていく、、、日常茶飯事らしく、家の人がトイレの方向指さしてくれる、、、優しい( ;∀;)
無事トイレを済ませて出てきたら、バスタオル1枚のお風呂上がりのおばちゃんと遭遇。(笑)
目が合った瞬間、おばちゃんが笑顔で手招きするからおばちゃんの後付いて行ってみたら、、、産まれたての子犬が8匹!!!!!!!!
おばちゃん家の犬が最近産んだらしい。めちゃくちゃかわいい~~!!おばちゃんが2匹持ち上げて抱っこさせてくれた。
、、、幸せ時間( *´艸`)
めっちゃかわいかった~~~~。
もっと子犬と戯れてたかったけど、バスが待ってること思い出しておばちゃんにありがとう&バイバイを伝えて急いでバスまでダッシュ。
バスのおばちゃんがしかめっつらで手招きしてる。
謝りながらバスへ乗車。再出発。
数分後、バスの中でチケットチェックが始まった。
私の席に回ってきたおばちゃんにチケット見せたら、いきなりワーワー騒ぎ出す。
よくよく聞いたら、このバスはカンボジアへ行かないって言ってる。
、、、えぇーーーーーーーーーーーー???????!!!!!!!!!!!!
嘘つき!!!!!!!バス乗る前にこのおばちゃんにチケット見せたら、このバスでOKってゆったじゃん!!!!!!!!!!!!!(怒)
必死に片言英語で猛反撃。
とりあえず席に座らされ、しばらくするとバスが停車。
おばちゃんに呼ばれて「ここで降りろ」ってゆってる。
まじで?私こっからどーすんの?!今ここまだ思いっきりラオス。
もっかい抗議したけど、他のバスの乗客もいるし、どーしようもないから荷物を持ってとりあえずバスを降りる。するとバスのすぐ真横に、荷台付の原付バイクが停まってる。バイクには、ラオスのおばちゃんと6歳位の子供が乗ってる。
バスのおばちゃんが、バイクに乗ってるおばちゃんに何か話してお金渡してる。そして私にこのバイクに乗れってゆってくる。
。。。もう、何が何だか分からない、、、だけどもう、流れに身を任せるしかない。
ちなみに私と一緒に欧米のおっちゃんもバスから降ろされたらしく、2人でバイクの荷台に乗る。
バイクが出発。どこに向かってるのか全然わからない。。。
途中、民家の前でバイクが停車。「ちょっと待ってて」的なことを言っておばちゃんと子供が民家へ消える。。。10分待っても戻ってこない。
どうしよう。。。
旅を始めて最大の危機。不安しかない。。。ふと欧米のおっちゃんを見ると、おっちゃんはバイクを降りてカメラで風景撮ってる。こっちにカメラ向けてきてチーズって言ってくる。
。。。。こんな時に陽気や。思わず私もピース。
おっちゃんにつられて私もバイク降りてみる。田舎の長ーい一本道にポツンとおっちゃんと2人置き去りにされている。
。。。。。。。も~もはや笑える。
おっちゃんとのささやかな友情が芽生え始めたころにやっとおばちゃんが再登場!!
でも一緒にいた女の子がいない。おばちゃんが大声で女の子の名前を叫びまくる。何回も何回も呼ぶ。でも一向に女の子は現れない。
最終的に、通りがかりの知り合いらしきバイクに乗ったおっちゃんを呼び止めて、お金渡してる。多分、女の子をどっかに乗せていってくれるように頼んでるっぽい。
やっと再出発、、、したけど、まじでどこに向かっているんだろう。。。変なところで降ろされたら、ヒッチハイクでも何でもするしかない。。。バイクの風に当たりながら自分なりに覚悟を決める。
15分くらい経つと前方に何やら大きい建物が。。。よく目を凝らして見ると、なんとラオスとカンボジアの国境!!!!衝撃すぎて感動!!!!!
おばちゃんがラオスの国境の所でバイクを停めて降ろしてくれた。心の底からのありがとうを伝えておっちゃんとバイクを降りる。おばちゃんが笑顔で走り去る。
とりあえず一安心!でも次は、カンボジアに入国した後どうしたらいいのかが分からない。本来だったらバスで国境を超えてそのままシェムリアップまでバスで行く予定。
ひとまず出国&入国手続きをしにおっちゃんと建物の中へ。
ちなみに事前に読んだガイドブックに、カンボジア入国の際のトラブルがめちゃくちゃ多いって書いてあったから内心めちゃくちゃビビってたけど、おっちゃんがビザ申請の書き方とか全部教えてくれて、スムーズにビザも取れて変なお金とか取られずに、10分もかからずに無事カンボジアに入国!!奇跡!
も~この時点でおっちゃんとは友達。(笑)
全部手続きが終わってカンボジア側の建物を出たら、私とおっちゃんを待ってる1人の現地の男の人が。その男の人に付いていった先には、、、
な、な、な、なんと、
元々乗るはずだったバスが待ってた!!!!!!!!!
想像してなかったから、もう、本当に本当に嬉しかった!!!!
でもなんで?!
・・・こっからは私の推測だけど、バスを間違えて乗ったってのが発覚した瞬間、バスのおばちゃんが本来乗るはずだったバスに連絡とってくれて、(そーいえばワーワー言いながら携帯で電話してた)通りすがりのバイク乗ったおばちゃんにお金渡して私たちを国境まで乗せていってくれるように頼んでくれて、
元々乗るはずだったバスが国境で待っててくれてたっぽい。
元々あのバスのおばちゃんの勘違いから始まったけど、ラオスの人たちの華麗なる連係プレーに感謝!!!!!だいすき!!!!!!!!!
そして何よりも欧米のおっちゃんが一緒で本当に良かった!
もし私一人だったら多分泣いている。
そのままバスに乗り込んで、ガタガタの道をずっとず~~~~~~~~っと進み、
途中休憩を挟みつつ、夜の20時に無事シェムリアップに到着!!!!!
シェムリアップの中心街はめちゃくちゃ都会で、車もバイクもたくさん、イルミネーションもすごい!!!!
バスを降りて、一緒に今日一日過ごしたおっちゃんと連絡先交換してバイバイ。
予約してたゲストハウスまで歩いて向かう。
今回のゲストハウスは1階部分がカフェになってる所。
もちろん共同部屋の1泊500円。
シェムリアップには4日間滞在の予定。
チェックインを済ませて部屋へ。廊下に野良猫がたくさん。私の泊まってる階の廊下には黒猫の子供が2匹居座ってた。かわいい。
すぐにシャワーを浴びて、近くの食堂に夜ご飯食べに行ってすぐ就寝。
今日はほんとにほんとぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉーーーーーーーに疲れた。
だけど、疲れたけど、ありがとうがたくさんの日だった。
だから心はホクホクの日。